猫の地域経済研究所(ネコノミーラボ)
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『地方創生』時代の終焉
10年以上ローカルの現場に携わってきて、コロナ禍が起こって完全に状況が置き換わった感があります。具体的には、地域のインフラをはじめとした様々な基幹構造がもはや持続不可能に陥っており、根本原因としての人手不足がのっぴきならないところまできている実感を、各地を再訪するなかで非常に強く感じます。
それとともに、従来の地方創生というデフレ経済下における政策パッケージが完全に機能しなくなっている実情も明ら
絶望の王・ゴジラの復活(ゴジラ-1.0レビュー)
『シン・ゴジラ』からは7年ぶりとなる、国内版ゴジラ新作『ゴジラ−1.0』が公開されました。大人の事情でこれだけの期間が空いてしまったようですが、前作を超えることは無理難題であるのも事実でしょう。そんな高いハードルをいとも簡単に超えてきた印象です。
火力では敵わない相手に立ち向かう勇気舞台となったのは終戦まもない1940年代後半、焼け野原となった日本では軍備が解体され、対ゴジラの主戦力となる自衛隊
「2053年・シン日本沈没」企画書
キャッチコピー:相次ぐ災害と戦争で国家と環境がせめぎ合う近未来。日本文化の価値を見直すロードムービー的フィクション。
あらすじ:2053年、気候変動の影響で紛争は多発し、流動化する国際情勢。人口減少する日本は食糧とエネルギーの自給を目指すものの、行政機能は失われ大企業に担われる地方都市に人口が集中するようになる。そこに南海トラフ地震が発生し混乱に陥る日本列島に対して、ロシア軍閥がクーデターを仕掛
ポスト・ジャニーズ事務所な芸能界
ジャニー喜多川前代表の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所、芸能界に対して陰に日向に大きな影響力を及ぼしてきた存在だけに、その存亡の危機は芸能界の勢力図が一変する可能性を秘めています。そのポジションを奪う一番手として挙げられるのがEXILEや三代目JSoulBrothersを擁するLDHであり、早速HIRO氏が代表復帰するなど機を見るに敏な動きを見せています。
また虎視眈々と日本エンタメ市場を狙っ