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阪神タイガースという幸福

阪神タイガースが日本シリーズ第7戦でオリックスバファローズを下し、悲願の日本一を達成しました。前回1985年から実に38年ぶり、当時小学生だった私も立派な中年となりました。思えば、バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発を見た次の日に縦縞のパジャマを着るようになり、長い暗黒時代を経て勝てそうで勝てない21世紀初頭、、氷河期世代の人生と歩調を合わせるような阪神タイガースの成績でした。

そんな自分自身の振り返りはさておき、この日本一を達成してくれた素晴らしいチームのメンバーそれぞれに感謝を伝えたいと思います。

首脳陣

岡田彰布監督

就任当初、半信半疑でした。はっきり言うて。戦術が古くて現在の野球には通用しないのではないかとか、若い選手たちとコミュニケーションが取れないのではないかとか、いろいろ言うてすいませんでした。名実ともに日本一の監督です。来シーズン連覇もお願いいたします!

平田勝男ヘッドコーチ

明るい性格の平田ヘッドがいたからこそ、あのベンチの雰囲気が醸成されたのでしょう。若い選手たちを鼓舞し、ときには厳しく叱り、名参謀としてのカツオさんの存在感がチームカラーとして浸透していました。近い将来、采配も執っていただきたいです。

今岡真訪打撃コーチ

体調悪いなか、激務の打撃コーチを引き受けてくださりありがとうございました。2003・2005年のリーグ優勝を知る天才打者として、ベンチの最前列に陣取って対戦相手の弱点や流れを冷静に見極めていましたね。若い野手のさらなる底上げを期待しています。

安藤優也投手コーチ

盤石の投手陣を整備できたのは、優秀な安藤コーチのおかげです。久保康生さんや佐藤義則さんなど名伯楽の薫陶を受け、また岡田監督の理論も理解して咀嚼しながらピッチャー陣に伝える役割を担ってくれたことで、どんどん若手が開花する環境ができました。

投手編

岩崎優投手

投手陣の精神的支柱として、また絶対的守護神として安定感が半端ありませんでした。湯浅投手や他の中継ぎ投手が離脱するなかでも、ずっとマウンドに立ち続けるその姿に多くのファンが鼓舞されてきました。

村上頌樹投手

今年彗星のごとく大ブレークした救世主と言って良いでしょう。青柳投手や西勇輝投手など実績のあるベテラン組が不調ななか、10勝と最優秀防御率のタイトルを取るまで成長してくれました。

大竹耕太郎投手

現役ドラフトという形での加入でしたが、あれよあれよという間にチーム最多勝の12勝を挙げてくれました。真摯な姿勢と精緻なコントロールは、パワー重視な昨今のプロ野球に新風を吹かせました。

伊藤将司投手

マウンドにイトマサが上がったときの安心感は先発陣でも一番でした。今年は開幕出遅れたにもかかわらず10勝を挙げてくれて、終盤の快進撃を中心で回してくれました。

才木浩人投手

個人的には開幕前からもっとも期待していた投手であり、10勝には届かなかったけど故障明けの身体でよくローテーションを守ってくれました。来年こそエースの称号を手に入れてくれ!

桐敷拓馬投手

岡田監督に見出されたスペードのエース、左打者の内角をえぐる強気の投球ができるようになったことで、重要な場面を任されるまでに成長しましたね。先発でも見てみたいです。

石井大智投手

厳しい場面での登板が多かったですが、見事火消しの役割を果たしてくれました。1点差試合を7割以上の勝率で取れたのは、まさに石井投手をはじめとした中継ぎ陣の奮闘によるものでしょう。

青柳晃洋投手

本来であれば先発陣の中心にいなければならないエースが、まさかの不調で2軍落ちも経験しました。でも日本シリーズ最終戦の大事な場面でさすがの投球を見せたのは貫禄でした。来年は最初からお願いします!

野手編

大山悠輔選手

2023年阪神打線の中心は間違いなく4番大山選手でした。堂々たる風格を備え、じっくり打てる球を待ちながら四球も選ぶことで最高出塁率のタイトルも獲得しました。いつでも全力疾走の姿勢が阪神打線を引っ張りました。

近本光司選手

盗塁王のタイトルを獲得した最強のリードオフマンであり、下位からのチャンスをきっちり返す得点圏打率の鬼でもあります。一時期骨折で離脱するも、すぐに帰還してくる鉄人ぶりも恐れ入りました。

中野拓夢選手

WBC、リーグ制覇、日本一と三冠を達成したまさに大活躍の年でした。そしてセカンドという重要ポジションでフルイニング出場と、中野選手の存在がなければセンターラインは機能しませんでした。

木浪聖也選手

開幕は小幡選手に譲るも、すぐに定位置奪取して恐怖の8番として下位からチャンスメークする役割を担いました。守備でも12球団最多となる併殺打を処理するなど、ショートから流れを作ってくれました。

坂本誠志郎捕手

今年もっとも成長した選手でしょう。梅野捕手の控えだったところから、主戦捕手となって投手陣の信頼を獲得しました。ベンチで各投手とコミュニケーションをとる姿は頼もしいです。

佐藤輝明選手

後半戦の大暴れぶりはとても印象的でしたが、ちょっと好不調の波が大きすぎました。そろそろ覚醒の気配が出てきているので、是非とも来季以降はホームラン王を獲得してほしいです。

森下翔太選手

黄金ルーキーとして3番バッターの役割を見事に担いました。涙を流すような悔しいことも好不調の波も、先輩たちから数多くのことを学びながら修正していければタイトルにも手が届くでしょう。

シェルドンノイジー選手

失礼ながらハズレ外国人というレッテルを貼られかけていましたが、日本シリーズでの大活躍によって完全に阪神ファンの手のひらを返させることに成功しました。来年もよろしく!

原口文仁選手

ガンから奇跡の復活を経て、代打の切り札として終盤しびれる場面で登場してくれました。また連勝時の声出し「バモス!」によって勢いに乗ってリーグ制覇~日本一になれましたね。

糸原健斗選手

若い選手たちにフランクに接し、ミエセス選手のような外国人が溶け込みやすくなる雰囲気づくりに貢献してくれました。また勝負どころで代打に登場してしぶといバッティングを見せてくれました。

番外編

横田慎太郎さん

7月18日に急逝し、阪神タイガースのチーム、ファンに衝撃が走りました。その後、7月25日の追悼試合からみんなが一丸となって快進撃が始まったのは、まさに天国から見守ってくれていたからでしょう。

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