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2023年阪神タイガースのドラフト予想

2023年圧倒的な強さでセ・リーグ制覇した阪神タイガース、連覇さらには黄金時代を築くためには、継続的な補強は欠かせません。その大きな柱となるのはドラフトであることは言うまでもなく、近年のドラフト成功が現有戦力の充実に結び付いています。

阪神タイガースの補強ポイント

年齢分布としては若く戦力が揃っているとは言え、補強ポイントは明確に存在します。大卒年齢の2001年生まれでは右投手、右の内野手、左の外野手が不足しており、レギュラークラスが離脱した場合のバックアップや若手の競争環境としては物足りない選手層といえます。また2005年生まれの高校生でも投手や捕手、二遊間といった次世代のプロスペクトを獲得する必要があるでしょう。

阪神タイガース現有戦力の補強ポイント

そこで、2023年ドラフト会議での阪神タイガースの指名予想を解説とともに進めていきます。

2023年阪神タイガース指名予想

1位:常廣 羽也斗(青山学院大学)

今ドラフトの目玉である大学No.1右腕。先発でも中継ぎでも使える本格派であり、現状では果敢に狙いにいく選択ができます。西純矢投手や森木投手など、近年のドラフト1位右腕のライバルとして、層を厚くしていきたい思惑があります。

外れ1位:上田 大河(大阪商業大学)

地元大阪の本格派右腕で小野寺選手の後輩。先発も抑えもできそうで、是非とも同郷の湯浅投手と切磋琢磨してもらいたいです。若干荒れ気味のコントロールも、阪神の育成プログラムなら補正できそうな大器です。

2位:堀 柊那(報徳学園高校)

ウェーバーで11番目の指名となるため、目ぼしい投手は他球団に獲られてしまっている可能性が高いです。ここは補強ポイントである次世代捕手として、高校生No.1を地元兵庫から獲得したいですね。典型的な阪神顔をしています笑

3位:坂井 陽翔(滝川第二高校)

折り返しで2番目に指名できるため、高校生の有望な投手を指名したいです。高校からピッチャーを始めたので伸びしろがある、地元兵庫出身の本格派右腕を期待しています。

4位:大谷 輝龍(富山GRNサンダーバーズ)

隠し玉的存在は「北陸のオオタニさん」。独立リーグ富山のMAX159km本格派右腕はセットアッパーにもってこいでしょう。

いずれにしても、近年の阪神タイガースのドラフト巧者ぶりは12球団でも傑出しており、下位指名からもすぐに活躍するような選手を見出すのが上手いです。また佐藤輝明選手や才木投手など、地味に地元出身選手を集めてきており、兵庫・大阪からの指名も増えそうな予感がします。

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