サイエンスとプラグマティズムの間で

実験家・プラグマティスト。思考実験や社会実験を繰り返しながら、実用に向けた試行錯誤を実際の体験として積み重ねることが好きです。呟きは主にThreadsで @taishibrian お問合せ⇒https://note.com/taishibrian/message

サイエンスとプラグマティズムの間で

実験家・プラグマティスト。思考実験や社会実験を繰り返しながら、実用に向けた試行錯誤を実際の体験として積み重ねることが好きです。呟きは主にThreadsで @taishibrian お問合せ⇒https://note.com/taishibrian/message

メンバーシップに加入する

世田谷区三軒茶屋にある、猫が邪魔するワークスペース「SANCHACO」で、読みたいけど読めていない本を持ち寄って黙々と読書に耽りませんか?積読読書会を定期開催しております。

  • ねこまんま会員

    ¥222 / 月
  • 「猫と積読」読書会会員

    ¥2,222 / 月
    初月無料

マガジン

記事一覧

東京以外の地方が生き残るために取るべき戦略とは

『ザリガニの鳴くところ』からアメリカ大統領選挙を読み解く

鬼滅の刃、NiziProject、あつ森の共通点

保護猫を譲渡してもらえない人へ

東京以外の地方が生き残るために取るべき戦略とは

このようなエントリーは定期的に話題になりますね。東京と地方の格差を嘆き、その叫びが更なる分断を生んでいく連鎖。個人的には、日本という国のせいにするヒマがあったら、他者との相対評価のなかで自分の幸せを見つけようという、自分自身にかけられた呪いを解くことをおススメします。 日本から捨てられた土地など存在しない実は、この書き手の出身地のような地域のまちづくりを担ったことがあります。北海道など北国の自治体はどこもそうですが、行政予算の半分以上が国からの交付金で賄われており、さらに除

『ザリガニの鳴くところ』からアメリカ大統領選挙を読み解く

現在、アメリカ大統領選挙の真っただ中であり、トランプ大統領の再選か、あるいはバイデン候補が政権を奪取するのかに注目が集まっています。鍵を握るのは「ホワイト・トラッシュ」と呼ばれる白人労働者階級であり、そのほとんどはトランプ大統領を支持していると言われています。 反ソ⇒反日⇒反中の系譜白人労働者階級は古くはヒルビリーと呼ばれ、工業地帯であった中部を中心に保守層を形成してきました。『ヒルビリーエレジー』という本にその暮らしぶりは詳しく載っています。ベトナム戦争後のカウンターカル

鬼滅の刃、NiziProject、あつ森の共通点

映画『鬼滅の刃~無限列車編』が国内興収記録を塗り替えるほどの人気を集めています。原作マンガは累計1億部突破と、本編が最終回を迎えてもさらに過熱していっている状況です。 みんなで協力して共通の目標を達成する同様にコロナ禍に見舞われた現在の日本社会において、ヒットしているコンテンツを俯瞰するとある法則に気付きます。NiziProjectにしても『あつまれ どうぶつの森』にしても、他者との協力を前提として共通の目標を達成していく、プロセスに参画することがウケているのです。 登場

保護猫を譲渡してもらえない人へ

SANCHACOの取組みを10/4付産経新聞朝刊・首都圏版に掲載していただきました。保護猫の譲渡を地域コミュニティに結びつけるコンセプトについて、考えの根底にある価値観まで掘り下げて取材してもらっています。 保護猫を飼いたいけど飼えない人々先日、こんな投稿が目に留まりました。保護猫の譲渡を受けたいけれど、初心者で既存の譲渡団体からはなかなか譲ってもらえないという話です。保護猫カフェや譲渡会などのイベントでも、子猫が譲渡の中心となっているために相手にされず、結局ペットショップ