野良猫の地域おこし研究

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地域活性化を目指さない

地域活性化を目指さない

noteでバズっている記事を読みました。この書き手はあるワークショップに参加した際に、スタッフといざこざがあってその顛末を書かれているようですが、それらのタイトルに「地域活性」「地方創生」というような言葉が入ると、主語が大きくなって様々な場所で行なわれているようなイベント・ワークショップに当てはまるということでしょうか。 東京⇔地方の対立構図の無意味さ こういった批判に付き物なのが、東京のコンサルやその地域に責任を持たない人々が地方を食い物にしているというようなステレオタ

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地域おこしの極意とは何か?

地域おこしの極意とは何か?

立場的によく聞かれる言葉です。多くは過疎高齢化に悩んでいる地域住民であり、もう一方は地域おこしのような分野に関心のある若者だったり。果たして、この需要と供給のマッチングを上手くやれば地域課題は解決するのでしょうか? 行政主導の地域おこしが上手くいかない理由 答えは【NO】です。そう簡単に解決するのであれば、日本中の地域が活性化しています。ならばどうして上手くいかないのか、多くの地域は課題からアプローチしているからだと考えます。みんな真面目だから、耕作放棄地をどうにかしよう

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まだ終わっていない公害・水俣病

まだ終わっていない公害・水俣病

科学技術が発展するトレードオフとして、取り沙汰されるのが環境汚染です。とくに公害と呼ばれる、高度成長期の日本における負の歴史は全国各地に現在も大きな傷跡を残しています。今回、水俣病で有名となった熊本県水俣市を訪問してきました。 企業都市・水俣の形成 水俣市は熊本県南部、鹿児島県との境目に位置し、水俣川を中心に不知火海に面した漁村でした。遠浅の海からは多種多様な魚介類が水揚げされ、ここで暮らす人々の食生活は海産物が中心となっていました。 20世紀初頭、食糧増産と様々な化成

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たま駅長の奇跡・わかやま電鉄再生の道

たま駅長の奇跡・わかやま電鉄再生の道

日本でもっとも有名な猫と言えば、わかやま電鉄貴志駅のたま駅長ではないでしょうか。2015年に死去するまで数々の伝説をつくり、現在でも名誉永久駅長としてわかやま電鉄貴志川線を訪れる観光客に在りし日の姿を提供し続けています。 地方鉄道を巡る厳しい状況 地方鉄道は軒並み厳しい状況にあります。人口減少とクルマ社会化によって、鉄道を利用するのは中高生の通学か免許を返納した高齢者かといった形で、利用者数が落ち込んでいるところが大多数です。もはや生活路線としての地方鉄道は成り立たなくな

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若者が地域に活路を見出す問題

若者が地域に活路を見出す問題

「なぜ、若者は地域に行くのか。」というエントリーを読みました。 20代の大学生らしい、瑞々しい行動力と実践から学んでいく姿勢に、頼もしさと希望を感じました。かつての自分を見ているようだと述べるのは上から目線かつ批評的ですが、敢えてこのエントリーにツッコミを入れながら現在の地域おこしや地域活性化、地方創生といった分野を取り巻く諸問題を紐解いていきます。 小さな社会実験を地域でしかできない問題 新しいこと、革新的なことを実証していくために、既得権益が少なく合意形成の容易な(

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大学で地域づくりを教える難しさ

大学で地域づくりを教える難しさ

昨年より、三重大学においてフィールドワーク等を通じて学生たちに地域づくりを指導しています。三重大学を含む地方国公立大学は、G型L型の議論を通じてL型志向つまり地域貢献を強める方針を明らかにしております。 地域貢献大学を目指す 地方国公立大学は、医学部、農学部、工学部などの理系と、教育学部、文学部、法学部といった文系の学部を持っているところが多く、地域に対して貢献できる専門分野は幅広いと言えます。とくに医師や教員といった、地域住民の生活を支える専門職を育成する目的学部である

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多様性の失われる街

多様性の失われる街

乙武さんのエントリーを読んで、日本全国の街に多様性が失われている現実に改めて気づきました。だいたいどこの街も、路面店舗や個人商店は閉店に追い込まれ、大型商業施設やチェーン店による無個性な街並みが広がっています。 日本全国、ユニクロやニトリ、イオン、マクドナルドといったナショナルブランドで均質な商品やサービスを受けられ、セブン・イレブンやオリジン弁当は深夜まで営業して便利です。それらは確かに私たちの暮らしを豊かにしましたし、もはや公共サービスとも呼べるほどに多くの地域の基盤と

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地方創生の次に来るもの

地方創生の次に来るもの

長年、地域おこし・地方創生分野に関わってきて、潮目が変わったことを感じます。政治的には地方創生担当大臣が変わるといった動きがありますが、まち・ひと・しごと創生総合戦略が改訂となってその方向性が大きくシフトしたことが大きいでしょう。 やる気のある地方を支援⇒中枢中核都市に集中へ まち・ひと・しごと創生本部から地方創生シティマネージャーを委嘱された際には、過疎地域を中心に努力目標を課して意欲の高い自治体に対して競争的予算を配分するといった内容でした。奈井江町においても、地方創

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4つの海外拠点を持つ北海道の小さな町

4つの海外拠点を持つ北海道の小さな町

北海道東川町に視察に行きました。「写真の町」として30年以上、高校生向けの写真甲子園を開催し、北海道内では珍しく人口増加している町です。廃校を活用した文化施設や小学校を新築してスポーツ教育の施設を併設した校舎、モンベルのショップを誘致した道の駅など、様々な取組みの一端を見せてもらいました。すべて交流することに重点を置いており、それが移住者増に繋がっているという考え方です。 広々とした芝生が印象的な新しい小学校舎。地域のランドマーク 廃校を活用した文化施設には、地元産の家具

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「地方創生」の勝ち負けを分けるモノ

「地方創生」の勝ち負けを分けるモノ

昨年度より、地方創生支援人材として北海道奈井江町に派遣されています。最近インフレ気味に使われている「地方創生」という言葉ですが、ハッキリと定義できているでしょうか?「地域活性化」「地域づくり」「地域おこし」といった言葉とごった煮で使われがちな傾向ですが、こういった霞ヶ関発の政策スローガンには明確な目的が存在します。 「地方創生」とは急激な高齢化と少子化といった人口構造の変化や、地方における財政ひっ迫と税収低下といった財政構造変化に対して、再編的施策を考えていく取組みとなりま

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