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人と猫の幸せな関係

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「猫と働く、猫と暮らす」をコンセプトに建設した、SANCHACOのことについて主に語っています。 世田谷区三軒茶屋にある、保護猫の譲渡を進める賃貸住宅 / 猫が邪魔するワークス… もっと読む
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#三軒茶屋

猫を助ける賃貸住宅SANCHACO完成!

ついにこの日がやってきました。構想から3年、保護猫の譲渡を前提とした賃貸住宅「SANCHACO」が完成しました!濃紺の建物は台湾の九份をイメージしており、1F部分の灯りには丸い提灯を使っています。2-3Fの賃貸部分には、木目を活かした庇に丸い穴を空けて、住人が帰宅すると丸く灯るようにしています。 三軒茶屋の昔ながらの路地を再現住戸脇の路地空間は、三軒茶屋の古い写真などを参考に猫が居そうな空間を再現しました。植栽デザインの専門家に入ってもらい、日本の在来植物や紅葉するような樹

猫と働く、猫で繋がる作業場

SANCHACO1階のワーキングスペース「neco-makers」をご紹介します。現在は保護猫3匹が常駐し、新しい飼い主さんとの出会いを待っています。 コワーキングではなく、ものづくり拠点在宅での仕事が増えている昨今、自宅とは別に仕事場を持ちたいというニーズは高まっています。もちろん、WiFiや電源は完備しているためPCでのデスクワークも可能なのですが、猫たちが居るので生産性が上がることは期待しない方が良いでしょう。。それよりも、猫たちの存在によって新しい出会いがあったり、

街に開く場の可能性

緊急事態宣言が明けて、街にも人が多く戻ってきているように思います。とくに徒歩で近所を散歩するといった、改めて自分の地元を再発見するような機会が増えてきているのではないでしょうか。 通りすがりに気になる建物の登場世田谷区太子堂にオープンさせたSANCHACOは外観から存在感があり、道行く人々が必ず覗き込んでいきます。この玄関部に設けた『NECO NO HITAI』は、通りすがりに気軽に入ってこれるような「アウターコモン」の店舗として機能します。保健所の許可も得ているので、飲食

居職住近接型の賃貸住宅を建てる

SANCHACOの竣工が近づいてきました。緊急事態宣言の解除が目前に迫り、少数の現地見学会や説明会は実施していく計画です。現在はすでに外構は組み上がっており、内装の最終仕上げ段階に入っています。 職住近接のニーズが急激に高まる社会情勢が急速に変化し、働き方についてもリモートワークやオンラインでのミーティングや営業といったやり方も始まっています。「STAY HOME」という掛け声の下、自宅で仕事をするライフスタイルも一般化しつつあります。恐らく緊急事態宣言が解除されても、在宅

我が家の“つぶあん”と“こしあん”

我が家にはキジトラと黒猫がいます。ともに保護猫です。謂わば、つぶあんとこしあんがいるということで、あんみつにゃんこクッションを衝動買いしてしまいました。 つぶあん(キジトラ)とこしあん(黒猫)は仲が良く、いつもくっ付いています。どちらかと言えば末っ子気質のこしあん(黒猫)がつぶあん(キジトラ)を一方的に慕っているという感じなのですが。 猫好きさんのネットワークを創りたい我が家には犬と猫がいて、犬は朝晩散歩に連れて行っているので、近所に犬友みたいな飼い主ネットワークがあるの