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映画『罪の声』を観ました。小栗旬さん・星野源さんのダブル主演で、野木亜紀子さん脚本ということで楽しみにしていました。以下、ネタバレなしで感想を記します。 グリコ・森永事件という闇この映画は1984年に発生したグリコ・森永事件をモチーフにしており、35年経って時効を迎えたこの事件の真相に対して小栗旬さん演じる新聞記者と、事件に声を使われた子どもだった星野源さん演じるテーラーが別々にアプローチしていきます。 1984年当時は私も小学生で、連日キツネ目の男などが報道されていたこ
地域に足を運ぶと、隣の集落のあいつは、祖父の代でこんな嫌がらせを受けたんで憎たらしいんだよ!という話を聞くことがあります。そんなときは、なるべくその部分には触れないようにお互いに大人の対応をしていくというのが、個人レベルでも言われることでしょう。 ヘイトは人間の本能『サピエンス全史』には、敵と味方を区別するために人間は噂話、とくにネガティブな話題を流布することを好み、それによって外部からの脅威からコミュニティを守る機能を果たしていました。それがホモサピエンスがネアンデルター
参院選2019の結果を分析したnoteを見て、なるほどなぁと思いました。 左右ではない、上下のイデオロギーこの参議院議員選挙で注目を集めたれいわ新選組とNHKから国民を守る党、泡沫候補と言われながらあれよという間に政党要件を満たし、国会議員を送り出すまでになりました。どちらも反体制的なスタンスは共通していましたが、それが故に大手メディアや新聞で目にする機会もなく、主張は過激かつ現実味の薄い印象でした。 投票行動データから浮かび上がるのは、10-20代は与党に投票し、高齢層