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猫の本棚

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#戦国時代

北条早雲を大河ドラマにしてほしい

日本三大梟雄といえば、北条早雲・斎藤道三・松永久秀と言われています。うち、斉藤道三と松永久秀は今年の大河ドラマ『麒麟がくる』で登場しており、悪人とは言えないような人間味溢れるイメージで魅力的なキャラクターに仕上がっています。 捏造された乱世の梟雄イメージ斎藤道三にしても松永久秀にしても、後世に創作された軍記物などの影響で悪役として描かれており、それらが近年の古文書研究が進むにしたがって違った実像が明らかになってきています。大河ドラマもこれら時代考証を基にしてシナリオがつくら

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応仁の乱の勝者とは誰か

ゴールデンウィークはひたすら来るべき乱世に向けて、歴史から学ぶべく読書をしていました。そして、乱世と言えばこの本を取り上げないわけにはいきません。 曖昧な東軍と西軍の境界応仁の乱は、1467年から京都を中心に11年も続いた大乱です。よく、京都の人が「先の戦争で~」と言うときは応仁の乱のことを指すといった笑い話がありますが、実際に京都市中が戦場となったのは後にも先にもこの応仁の乱だけでしょう。細川勝元を中心とした東軍と山名宗全を中心とした西軍が、畠山氏や斯波氏の内紛や将軍家の

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武田氏はどうして滅びたのか

戦国最強の大名として知られる武田氏は、1582年に織田軍の侵攻を受けて滅ぼされます。名将・信玄の後を継いだ勝頼は愚将という扱いをされてきましたが、近年になって再評価される動きもあります。実際に勝頼の代においては、甲斐・信濃に加えて駿河や上野までも版図に加え最大の勢力を誇っていました。 長篠の戦いは鉄砲の勝利だった?武田氏が滅亡に至るプロセスについては、大きく3つのエピソードが関係しています。まずは長篠の戦い、これは武田騎馬隊が織田徳川鉄砲隊に負けた、旧来の武家が足軽に敗れた

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