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動物写真

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My lovely dogs and cats.
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#猫

世界一有名な猫の恩返し

映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を観ました。薬物依存から立ち直ろうとする若者が、一匹の猫と出会ってセカンド・チャンスを実現していく物語で、実話が元になっています。さらに驚くことに、この映画に出演している猫はボブ自身であり、様々なシーンで独特の表情を見せる名演技を見せています。 傷ついた野良猫を拾って治療して助けたところ、それが転機となってストリートミュージシャンとしても人気者になり、猫を助けたつもりが猫に助けられたという話はシンプルですが、いかにもお涙頂戴という感

虹の橋で待っていて

愛猫チャイが天国へと旅立ちました。御年19歳、20世紀生まれの大往生でした。1週間ほど前から猫風邪に罹り、食欲もなくなって急速に弱っていきました。最期は苦しまずに、眠るように息を引き取りました。 自分を全肯定してくれる存在動物を救う仕事がしたいと獣医を志して挫折したり、環境のことに興味があると言って就職が上手くいかなかったり、若い頃の自分は中途半端にフラフラしているだけで何者にもなれずにいました。それでも家に帰れば、すぐに駆け寄ってきて全身で甘えてくれる存在がいたからこそ、

ペットを売らないビジネスの可能性

先日、NHKクローズアップ現代+で「追跡!ペットビジネスの闇」という特集が放送されました。かなり反響が大きかったようで、ペットの保護や譲渡に対して注目が高まりそうです。 動物愛護法については2012年に改正され、2013年より施行されています。主な内容としては、①犬猫販売業に対する規制強化 ②ブリーダーに対する規制強化 ③多頭飼育に対する勧告・命令 ④保健所での引取り拒否 ⑤災害時の同行避難 といった項目が追加されました。詳しい改正内容については環境省の公告をご参照ください

「殺処分ゼロ」の裏に隠れた大きな課題

自他ともに認める動物好きとして、行政が行なう「殺処分」はなるべく減らしていってもらいたいと考えています。犬や猫を飼ったことがある人はお分かりの通り、野生動物を品種改良して人間と一緒に暮らすために適応していった彼らは、家族として共に生きることがもっとも幸せな生き物です。 少し前に、神奈川県で保健所に収容された動物たちがすべて引き取られ、殺処分がゼロになったという報道がありました。行政とボランティアが一体となって共通の目標に取組み、達成したことは素晴らしいと思います。 平成2

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老猫ほど愛おしい。