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七人の侍を集めるプロセス

ワタナベ・J・フォックスさんがこんな記事を紹介されていた。いわゆる組織づくりに関する話で、七人の侍のように多様なキャラクターを集めるチームは強いという内容だ。

なるほど、七人の侍のような組織は確かに強いと思う。以前、こんな記事を書いたことがあるが、内部昇格によって同質性が高くなった組織は、変化に弱く新しい発想や挑戦がしづらくなってしまうために弱い。

組織を変えるトリックスターを採用する方法

それでは、硬直化した組織において異質な存在となるトリックスターを採用するためにはどうしたらよいのだろうか。恐らく、その組織の従来路線の延長線や、人的ネットワークからではそういった人たちは浮上してこない。むしろ、まったく異質なコミュニティに飛び込んで、そこから新しい繋がりを創出していくしかない。

「七人の侍」組織論においては、守るべき弱い存在を確立することが重要であると描かれているが、その守るべき存在を変えることによって組織もまた一新する。たとえば子どもという対象を守る組織としてのママさんネットワークと、高齢者という対象を守る組織としての介護が融合することで、既存の組織に対して大きなインパクトがあったというのはワタナベ・J・フォックスさんのエントリにある通りだ。

地域における新結合こそイノベーション

同様に、世の中で叫ばれているイノベーションを興す方法論とは、実はこれら異分野における守るべき存在を融合させることで、ある程度その構造が構築できてしまう。子ども、高齢者、ペット、伝統文化、食、自然環境、、様々な対象物を創造的に組み合わせて守ることこそ、既存の組織に対してインパクトを与える活動となるのだ。

いまの自分の仕事や活動に対してフラストレーションを抱えているならば、是非ともまったく異分野の社会活動に飛び込んでみよう。そうすれば、既存の組織に対する新しいヒントが見つかるはずだし、またそこでの出会いがもしかしたら既存の組織を変えるきっかけになるだろう。


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にゃんだ?
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1977年シアトル生まれ。地域イノベーション企業家。林業合コン、棚田deセグウェイ等の過疎地ビジネスを経て、行政トップの右腕、大学教員と産官学を経験。犬猫が地域に生き残る寛容な社会を目指すネコウヨです。

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