よろしくお伝えください問題
地方出張に行き、どこかに居ることをSNSなどに掲載すると「●●さんによろしくお伝えください」というコメントが付くことがある。そのコメントの意図としては、①●●さんというキーパーソンがいますよ、という親切心 ②私はあなたの相手にも繋がってますアピール ③ホントに●●さんと懇意なのだけどご無沙汰 といったパターンに分けられると思う。
あなたに言われなくてもよろしくしている
こちらとしては仕事や用件があってお邪魔しているわけだから、他人に言われるまでもなく挨拶して相手のために資料を用意したりしている。当然、その人のことや地域についてはキッチリと調べて行っているし、交友関係で重複して話題になりそうな人物も特定してネタを仕込んでいたりする。
もちろん、誰かの紹介で訪問した場合には紹介者からのコメントを話すこともするし、共通の話題としても挙げやすい。そういった背景がないまま、不特定な情報を相手と共有することは相手の心象を悪くするリスクもある。
大して仲良くないのによろしくもクソもないだろ
そのうち①と②については、正直どうでも良い。割と有名な人で、講演に呼ばれた際に名刺交換した程度で、別の場所での講演の際にコメント欄に「よろしくお伝えください」と書くのは、自己顕示欲からくるものだろう。コメントしてきた人と●●さんの関係性がよく分からないのに話題にするのは難しい。もしホントに③のご無沙汰しているのだったら、連絡できる関係性ならば自分でメールでも手紙でも書けばよい。
そんなわけで、「よろしくお伝えください」というコメントを真に受けて、ホントに「よろしく」と伝えると微妙な感じになることが多い。相手としても「お、おお。。」としか答えられないケースばかりだろう。「あー〇〇さんね!」と話が盛り上がる場面には遭遇したことはない。
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