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活動を絞り、役割を改める

2019年あけましておめでとうございます。昨年に宣言したとおり、厄年を迎え大きく役割が変化しました。4月より三重大学に赴任し、後進を育てる立場を担うことになりました。プライベートでは、可愛がっていた猫を相次いで亡くしたところに、新しく子猫が2匹やってきて代替わりしました。

意識的にインプットを増やした

大学を職場にして研究室が与えられたということもあり、書籍や文献に当たる機会が増えました。具体と抽象の回路を増幅させることで、自らの経験や知見を若者たちにも理解しやすくするためのカリキュラムづくりや、本質的に重要なポイントを面白く伝える工夫をするようにしました。

これまでは割と職人気質で、自分で課題点を抽出して考えなければ身に付かないといった考え方をしていましたが、そういった個人の価値観を若者たちに押し付けることをしなくなったのは、指導者という立場を理解しはじめたのかもしれません。それとともに、オッサンの昔話・自慢を控えるバランス感覚というのも、少しずつ慣れていきました。

現場至上主義を疑う

地方創生分野に長くいると、「現場こそ大事なんだ!」といった言説に染まりがちになります。それは当事者意識や責任感という意味では重要な考え方ですが、イノベーションや変化を生み出すところに対しては抵抗勢力になりがちです。若者たちに「とにかく現場に行け!」と言う前に、自分の現場は果たしてどこなのか俯瞰して眺めた上で、そこに必要な経験やノウハウを集める戦略的な動きこそが、多くのスタックしている現場には求められます。

そして現場とは何なのか?と突き詰めれば、単にフィールドに出て作業したり地域住民と交流するといった活動に留まらず、自分の適性を見極めて人生の時間を費やすに値する取組みを見つけ、そこに少しでも世の中に新しい価値を生み出すことでしょう。人口減少下においては、若者たちの力こそが希少資源となりますから、それを徒に浪費するようなことは控えるべきです。

断捨離が終了して、動き出す

地域おこし協力隊や移住・定住といったこれまで関わってきた取組みはすべてやめました。プレーヤーが多くなりすぎたのと、新しい領域拡大がなくなって劣化コピーの再生産が起こっていると感じたためです。むしろ今後重要になってくる領域として、地域防災であったり高齢化を踏まえた地域コンテンツ保全といった、ソフト面での取組みを増やし大学の授業にも取り入れました。

もちろん、断捨離するプロセスは悩み苦しいこともあったのですが、余剰を生むことで意識的にも時間的にもラクになったというのが現在です。年が改まって、また新しいことを始める環境が整ったと感じています。本厄が明けて、新しい役割を全うしていきたいと考えています。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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にゃんだ?
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猫の地域経済研究所(ネコノミーラボ)

山梨県、岡山県、徳島県、福島県、北海道、三重県と日本各地でプロジェクトの0→1を立ち上げるお仕事を経験。猫がウヨウヨしている地域社会を志向するネコウヨです。猫が暮らしやすい地域は人間も暮らしやすい。気持ちが温かくて、いろんなことに寛容で、雑多な雰囲気の内容を目指しています。
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