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自産自消のススメ

数年前より、庭の一角で猫の額ほどの家庭菜園をやっています。いまの時期だと、秋に植えたネギやニラといったユリ科の株が根付いて、その間からパクチーのようなセリ科がいち早く収穫の時期を迎えてきています。そして徐々にキュウリやトマト、ナスといった夏野菜の主力たちを植えていってその周辺にシソを蒔いています。

家庭菜園だからできる少量多品種栽培

通常、スーパーに並ぶような野菜は大きな畑に単一の品種を大量に植えて栽培します。その方が効率が良いし、肥料や農薬を絞り込めるために費用対効果が高くなります。もちろん、食味であったり柔らかさであったりプロの農家さんたちの努力に素人の家庭菜園が太刀打ちできるわけがないのですが、少なくとも農業を理解するには自分でやるのが一番です。

そして家庭菜園だからこそ、少量多品種で様々な野菜類を混在させて植えることで、コンパニオンプランツのような相互に良い効果を及ぼす相性を確かめながら栽培することができます。たとえば、キャベツとレタスは同じ葉物野菜ですが、実はアブラナ科とキク科なので虫の寄り付き方がまったく違います。同様にシソのようなハーブ類にも防虫効果があるため、家庭菜園の周辺に蒔いているというわけです。

いろいろ失敗を積み重ねてきて

実際にこれからの時期は蝶などが舞うようになり、アブラナ科のキャベツやダイコンは軒並み穴だらけにされてしまうため、ウチの庭での栽培は諦めたり、ある日ネギが根元からざっくり切られていて誰の仕業かと思ったらネキリムシという存在を発見したり、常に何かしらの勉強があります。無農薬にこだわりがあるわけではないのですが、消毒や防虫はしっかりやった方が良いと学びました。

連作障害や土壌の酸化が気になるので、家庭向けの簡易水耕プランターも導入してみました。ベランダなどでも手軽に栽培でき、2週間に一回程度液肥を加えれば良いためラクではあるのですが、秋に根を張った軽石を掃除する手間はなかなか大変だったりするので一長一短がありますね。

野菜には旬がある

何だかんだ言っても、野菜は採れたてを食べるのがもっとも美味しいです。今日はパクチーがたくさん採れたからフォーにしようか、薬味が足りないからネギを切ってこようといった感じで、すぐに採ってこれるのはなかなか楽しいです。

そしてこれから夏の本番を迎えるに当たって、食べきれないほどのキュウリやトマトができたり、生い茂るシソをジュースにしたり、加工もしながらいかに保存性を高めて消費していくかという課題を考えていかなければいけません。そしてそれは、昔ながらの旬に合わせた暮らしを取り戻すということに繋がっているのでしょうね。

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にゃんだ?
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1977年シアトル生まれ。地域イノベーション企業家。林業合コン、棚田deセグウェイ等の過疎地ビジネスを経て、行政トップの右腕、大学教員と産官学を経験。犬猫が地域に生き残る寛容な社会を目指すネコウヨです。

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頭の中の整理用。気の赴くまま徒然に書いています。

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