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街に開く場の可能性

緊急事態宣言が明けて、街にも人が多く戻ってきているように思います。とくに徒歩で近所を散歩するといった、改めて自分の地元を再発見するような機会が増えてきているのではないでしょうか。

通りすがりに気になる建物の登場

世田谷区太子堂にオープンさせたSANCHACOは外観から存在感があり、道行く人々が必ず覗き込んでいきます。この玄関部に設けた『NECO NO HITAI』は、通りすがりに気軽に入ってこれるような「アウターコモン」の店舗として機能します。保健所の許可も得ているので、飲食店営業もできます。

このレンタルスペースについて、昼間はカフェや雑貨屋さん、夜はバーやスナックといった使い方が考えられます。いずれにしても、副業や友達と一緒に何かやってみたい!という希望を叶える、小規模でのトライアルを想定しています。さらに、この場所で出会った人同士のコラボであったり、思ってもみなかったアクシデント的な展開が発生することも期待しています。

街に開くBefore/After

ちょうどGoogleストリートビューに古い建物の画像が残っていました。木造2階建てアパートだったところに、準耐火木造3階建ての賃貸住宅を建て替えるに当たって、こだわったのは“街に開く”ことです。ちょうど大通り沿いには高層マンションが林立する一方で、一歩路地に入ると古い戸建て住宅が並ぶようなエリアとなっており、その緩衝地帯としての位置づけとして地域住民の暮らしを結び付ける役割を担っていきたいと考えています。

Before

After

ウォーカブルなまちづくりとは

近年、国土交通省が「ウォーカブルシティ」という言葉で徒歩で楽しめる街路空間の整備や交通インフラの再構築といったテーマを推進しています。

高齢化とそれに伴う昼間の住宅地人口の増加、感染症下における在宅勤務の推奨、MaaSのような交通システムの導入といった、成熟社会に向けた様々な環境変化が起こってきています。

しかし現実には、とくに男性高齢者の街における居場所はそんなに多くないと考えられ、一日中図書館にいたりホームセンターをぶらぶらしたりといった過ごし方をしている人が観察していると増えてきています。もっと街に開く場が増えることによって、彼らにも地域で活躍できる機会が増えるのではないでしょうか。

次は、1Fクリエイティブワークスペース「neco-makers」の紹介をします。

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にゃいす!
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1977年シアトル生まれ。地域イノベーション企業家。林業合コン、棚田deセグウェイ等の過疎地ビジネスを経て、行政トップの右腕、大学教員と産官学を経験。犬猫が地域に生き残る寛容な社会を目指すネコウヨです。

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