見出し画像

経営戦略に社会貢献を取り入れることが利益に繋がる、最新の情勢

『トレイルブレイザー』(開拓者)は、世界最大のCRMメガベンチャーであるSalesForce創始者マーク・ベニオフの自伝的企業経営ノウハウを記した本。とくに社会貢献~CSV~SDGsといった近年の経営戦略の系譜について、自身の経験を踏まえてまとめられています。

SalesForceでは「1-1-1モデル」と呼ばれる、株式の1%と製品の1%、従業員の就業時間の1%を社会貢献に費やす方針を掲げています。それは企業戦略として、株式価値の向上やカスタマーサクセス、従業員の定着といったメリットに転じていると説きます。転職・複業が前提となり、リモートワークが増えるにしたがって、この変化する社会との結び付きをちゃんと実感できるサービスが選ばれる理由となります。

とくに第5次産業革命の主力を担うAIや5Gといった技術を生かすのは、企業価値を真っ当に定義することであり社会への貢献を微調整しながら設計に反映させるプロセスでしょう。企業の“魂”とも呼べるコアバリューを可変的かつブラッシュアップし続ける姿勢こそが、競争優位を築いていく時代なのです。とかく答えを求めがちな偏差値エリートこそ、この「ステークホルダーは地球」という価値観をインストールすべきだと感じました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
猫の地域経済研究所(ネコノミーラボ)

サポートいただきありがとうございます。 猫を助けるサークルSanchaCoの運営も開始しました。 よかったら参加してみてください! https://neco.cafe/circle

わん!
2
1977年シアトル生まれ。地域イノベーション企業家。林業合コン、棚田deセグウェイ等の過疎地ビジネスを経て、行政トップの右腕、大学教員と産官学を経験。犬猫が地域に生き残る寛容な社会を目指すネコウヨです。