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不機嫌な職場に必要なおばちゃん

昨年来からセクハラ・パワハラ・モラハラのニュースが世間を騒がせ、企業内のおじさんたちは戦々恐々としているでしょう。女子社員をランチに誘ったらセクハラ、部下を叱ったらパワハラ、、というように言われるのではないか、と委縮してしまうと、職場のコミュニケーション自体が失われていく可能性もあります。

職場にはおばちゃんが必要だ

15年ほど前に新卒で社会人になった際に、職場にはいろんなおばちゃんがやってきました。保険のおばちゃん、ヤクルトおばちゃん、清掃してくれるおばちゃん、、顔馴染みになると挨拶したりいろいろ情報交換して有益な示唆が得られたものです。

でも、現在の職場は訪問販売のような外部者は極力排除され、隣のデスクなのにメールやチャットで話すといった雰囲気になってきています。若い子たちが悩んでいても、上司たるおじさんたちは外部のおばちゃんから聞き出すといったテクニックは使えません。

コミュ障な管理職が増えている問題

さらに、現在の40代は就職氷河期採用であり、絶対数が少ないために部下を持ったマネジメント経験があまりありません。長いこと最も若手の立場で、受け身な状況に慣れてしまった事情もあるでしょう。さらにコミュニケーション手段が電話やケータイのメールから、スマホのメッセンジャーやチャットに移るといった断絶も存在しています。

コミュ障な管理職にとっては、異文化にも等しい平成生まれな部下とのコミュニケーションを、コンプライアンスを気にしながら接していかなければならないという難題を抱えている状態です。実は40代の若手管理職に精神疾患が多いという統計も、こういった要因があるのではないでしょうか。

過剰コンプライアンスに対応する、チーママ役

今後、需要が見込まれるのはスナックのチーママのように、多様な人たちの悩みを聞いてガス抜きしつつ、人間関係を取り持つような立場の人でしょう。これはいくらAIが発達しようとも、無くならない仕事だと思います。行間を読み、人々の機微を察し、悩み事を良い方向に持っていくようなスキルを持っているおばちゃんが必要なのです。

おじさんではダメなのか、という批判もあるでしょうが、個人的な経験上こういったスキルは圧倒的におばちゃんが高いです。時々おばちゃん力の高いおじさんも存在しますが、おじさんは気が利かないしあまり人に話しかけられないでしょう。

最近はコワーキングスナックという業態も登場してきており、職場ではない場所で仕事を円滑に回していくという需要が高まっています。こういった場所の方がイノベーションが起こりそうですね。


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1977年シアトル生まれ。地域イノベーション企業家。林業合コン、棚田deセグウェイ等の過疎地ビジネスを経て、行政トップの右腕、大学教員と産官学を経験。犬猫が地域に生き残る寛容な社会を目指すネコウヨです。
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