野次猫コラム

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虚構をどこまで楽しむべきか問題

虚構をどこまで楽しむべきか問題

クリスマスはコカ・コーラの陰謀、初詣は鉄道会社のキャンペーン、バレンタインデーは不二家のマーケティングといった形で、我々の慣習に溶け込んでいる日々のイベントはどこかしらの意図によって流布されたものです。子どもの頃はプレゼントやお年玉がもらえて喜んでいても、いつしかこの虚構に気づいて商業主義的な盛り上がりを冷めた目で見てしまうこともあるでしょう。 人類は虚構によって進化してきたベストセラーとなった『サピエンス全史』には、宗教や貨幣、国家といった虚構の存在によって人間は社会を形

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